ジャズ大衆舎 FaceBookより
パリから一時帰国しているヴァイオリンの小島燎さんを迎え、オルガン、チェンバロでお馴染みの仲谷沙弥香さんがピアノで共演するフランス近代音楽特集。主催者として、この2人を引き合わせ、演奏曲もほぼすべてリクエストするという、贅沢でわがままな演奏会だった。生き生きとした昂揚感に溢れ、この若葉青葉の季節にふさわしい、いい演奏会になったと思う。初めて招く小島燎さんは、二つのヴァイオリンを弾き分け、練達の技を遺憾なく発揮し、仲谷沙弥香さんは彼女らしいパッションを示した。初対面ではないとは言え、2度のリハーサルで、全てがうまくいったわけではないだろうが、2つの個性が高次元で燃焼するさまは見事だった。会場を貸して下さったガンズスタッフのみなさん、聴き来て下さったお客さんのみなさん、そしてミュージシャンとスタッフのみなさん、今日もありがとうございました。
- ピエルネ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 op36(1900)
- ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調(1917)
- ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調(1927)
- イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ト長調 op27-5(1924)
- フランク:プレリュード、フーガと変奏 ロ短調 op18(1873
前売・予約:2,500円 当日3,000円22歳以下、75歳以上、障がい者:1,500円(前売・当日とも)
小島燎 Ryo Kojima
広島出身。大阪国際音楽コンクール第1位、審査員特別賞受賞。第61回全日本学生音楽コンクール第1位、併せて東儀賞、兎束賞、都築音楽賞受賞。2014年ABC新人コンサート音楽賞、2015年アカデミー・ラヴェル賞受賞。広島県教育委員会より 『メイプル賞』 2度受賞、広島市長より『フェニックス賞』 受賞。(公財)堀田育英財団奨学生、(公財)ヒロシマ平和創造基金奨学生、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員、パリ国際大学都市奨学生。「しまなみ国際芸術博」総合プロデューサー。これまでに小島秀夫、長原幸太、小栗まち絵の各氏に師事。京都大学総合人間学部卒業後、2015年パリ・エコールノルマル音楽院のレジス・パスキエ氏のもとへ留学、コンサーティスト課程を満場一致の称賛付きで修了。現在、ブリュッセル王立音楽院にて堀米ゆず子氏に師事。フランスを中心に活動の場を広げ、これまでソー公園オランジュリー音楽祭、パラツェット・ブルー・ザーネ音楽祭、パリ室内楽センター、小澤征爾スイス国際アカデミー、「ハイドン氏の休暇」音楽祭、ジヴェルニー音楽祭などに出演し著名な演奏家と数多く共演。その模様はfrance musique、medici.tv、RTBF、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」等で放送されている。また2020年、ピアニスト久末航氏とのデュオで青山音楽賞バロックザール賞を受賞。2015年小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトにおいてコンサートマスターを務めたほか、現在パリではSinfonia Pop Orchestraのコンサートマスターとしても活動している。ダフニス弦楽四重奏団のメンバーとして2018年フィルハーモニー・ド・パリ主催のコンクールにて入賞、パリ国立高等音楽院修士課程を修了。現在はトリオ・コンソナンスとして、パリ国立高等音楽院室内楽科修士課程在籍、またエリザベート王妃音楽大学のアーティスト・イン・レジデンスを務める。


